六甲山ひつじ会議
六甲山牧場に200頭以上いるひつじたちのことをもっと考えもっと仲良くなろうというプログラムで、3つのワークショップを用意しました。
「ひつじ会議場をつくろう」では、わらブロックを積んだり並べたりしてひつじたちが最もリラックスする空間を作りました。
「ひつじ銀行」は、参加者が小さいバケツに牧場で拾ったひつじのウンチを貯め、木の粘土のコインと交換し、さらに種ボール(ひつじの堆肥とクローバーの種で作った土の球)や本当の羊毛でできた人形と交換できるという銀行です。種ボールは牧場内に置いて帰ればまた草になってゆるーい循環になります。交換グッズやコインを作る「ひつじファクトリー」で働くのも参加者です。予想以上の人気でバケツ待ちの列ができるほどでした。
「ひつじ語学校」では、一頭ずつ違うひつじの鳴き声をよく聞いて、さらにコミュニケーションを深めます。着ぐるみを着て近づき、声をサンプリングしたり、ノートに書いて親子の会話なんかを想像しました。
牧場という開放的な空間とひつじが、大人も子どもに返っておおらかに楽しめる空気を作ってくれました。
『六甲山牧場アートピクニック』
場所:神戸市立六甲山牧場
2005.5.21/28 「ひつじ会議場をつくろう」
2005.5.21/22/28/29「ひつじ銀行」
2005.6.11/12「ひつじ語学校」
主催:アートフェスティバル in 六甲・摩耶実行委員会